桜を見る会とは?予算や問題点が知りたい!わかりやすくまとめて見ました!突然中止の理由や招待者芸能人や一般人?民主党政権時やブーメラン?桜を見る会とは何が問題点で予算がどうしたのか?民主党政権時やブーメラン!ネットの反応は?徹底調査しました!
目次
安倍晋三首相が歴代最長内閣に!
現在、メディアで頻繁に取り上げられている「桜を見る会」。
問題になっているのは、安倍晋三首相が税金の私的流用をしているのではないかと言われており、招待客の名簿も国家公務員以外は黒塗りにされて分からないという始末。
姉妹には、安倍昭恵夫人の招待枠があり、安倍晋三首相夫妻の公的行事の私物化も叫ばれています。
安倍晋三首相は、戦前の桂太郎首相の総理大臣在職日数を抜き、戦前・戦後を通じて、歴代最長記録を更新。
長期政権のゆるみか、閣僚の不祥事や辞任が相次いでいます。
安倍首相は「任命責任は私にある」と言ってはいますが、何かしているわけでもなく、むしろ開き直っている感じすらします。
「桜を見る会」もそのひとつと言われています。
まずは、桜を見る会について触れてみたいと思います。
桜を見る会とは?わかりやすく!!
桜を見る会は、毎年4月に各界で功績のあった人を招き、懇談するというもの。
主催者は内閣総理大臣で現在だと、安倍晋三首相にあたりますね。
実は桜を見る会の歴史は古く、始めたのは、1952年に当時の吉田茂首相が始めた行事です。
吉田茂首相と言えば、麻生太郎財務大臣の祖父にあたります。
正確な時期は4月中旬で、東京の新宿御苑で開催されます。
なぜ4月中旬かというと、八重桜が見頃を迎えるベストシーズンが4月中旬~下旬なので、そのタイミングに合わせているようです。
目的は、各界「文化、芸上、スポーツ、政界など」で功績や功労があった人を総理大臣が招待し、招待客を慰労し懇談するというのが本来の目的とされています。
招待客に振舞われる、食べ物、飲料、お酒、参加費等は基本無料で、会場までの移動や宿泊にかかる費用は招待客の自己負担となっています。
招待客や招待方法は?わかりやすく!
内閣総理大臣主催の行事なので、取りまとめているのは内閣府です。
選ばれた招待客には、招待状が届きます。
では、どのような基準で招待客を選んでいるのでしょうか?
主に招待されるのは、
- 皇族、元皇族
- 各国大行使等
- 衆・参両院議長及び副議長
- 最高裁判所長官
- 国務大臣
- 副大臣及び大臣政務官
- 国会議員
- 認証官
- 事務次官等及び局長等の一部
- 都道府県の知事
- 議会の議長等の一部
- その他各界の代表者等
などの政治に関わっている人が多いです。
→桜を見る会の芸能人リスト招待者!一般人参加方法や基準は(2019年)?
皇族は天皇陛下が晩餐会を主催するので、あまり呼ばれないかもしれませんね。
近年はどうなっているの?
ところが、近年は上記の招待範囲に当てはまらない方が招待されているように見受けられます。
2019年の招待者をみると、ほぼタレント、俳優、アイドルなどしか呼ばれておらず、本来の招待するべき人が呼ばれていないように思えます。
文化面で功労があったと考えれば芸能人を招待するのは聞こえは良いですが、これでは、芸能人の交流パーティと言われても仕方がありません。
桜を見る会の問題点は?わかりやすく!
では何が問題として上がっているのでしょうか?
招待客の基準があいまいなことはもちろん、安倍晋三首相になってから、招待客が増えています。
それだけ支出額(税金)が増加するという訳です。
そして、一番の問題点は、安倍首相の支持者を招待しているのではないかと言われており、これが公職選挙法違反にあたるのではないかというところです。
予算の増加については、テロ対策としていますが、支出額を占めているのがほぼ飲食代です。
安倍首相の地元である山口県下関市の後援者が、桜を見る会に参加しているのはおかしいのではないかと、国会でも追及されています。
これに対して、安倍首相は、「自分はあいさつや接待は行うけれど、招待客の選出には関わっていない」と答えていますが、かなり苦しいですよね。
また安倍昭恵夫人が招待客を選ぶ枠があると言われ、首相夫妻が呼びたい芸能人や、支援者を呼び接待している、つまり「公的行事の私物化」という訳です。
テロ対策と言う割には、手荷物検査もなかったそうですから、支出額の増加の理由にはなっていませんよね。
桜を見る会の予算!がやばい?わかりやすく!
桜を見る会の支出額ですが、予算は平成26年度から一律1700万円だったのに対し、支出額は平成26年が3000万円余り、今年(令和元年)は5500万円余りと急増しています。
これを野党側は追及しましたが、与党側の回答は、
「従来から、準備設営に必要な最低限の経費を前提に予算を計上してきたが、実際の開催にあたっては、その時々の情勢を踏まえて必要な支出を行っている。例えば、金属探知器の設置など、テロ対策の強化や、飲食物提供業務経費などの増加により、予算額を上回る経費がかかった」
と述べています。
なんか答弁が苦しいですよね。
これ、海外でやると確実に暴動が起きそうな気がします。
「消費税上げといて、本当にちゃんとした使い方をしているのか?」と思いたくなりますよね。
桜を見る会が突然中止になった理由は!わかりやすく!
そんな騒動の中、2020年の「桜を見る会」の中止が決定しました。
これまで「桜を見る会」が中止になったのは、1995年 阪神・淡路大震災、2011年 東日本大震災、2012年 北朝鮮弾道ミサイル発射 の3回だけで、それ相応の理由がありました。
来年の中止に理由については、発表されていません。
これ以上、追及されるとまずいから、止めたと取られてもおかしくないです。
結局のところ、うやむやにして、なかったことにしようということなのでしょうか?
桜を見る会の民主党政権時は?ブーメラン?
では、民主党政権ではどうだったのでしょうか?
実は、平成22年の民主党政権下で行われた「桜を見る会」においても多数の後援会関係者や地元支援者を招待していたことが明らかになっています。
国民民主党の玉木雄一郎代表は鳩山政権で開催された「桜を見る会」に自身の支援者を招待したことを認めています。
つまり、民主党政権でも今の安倍政権と同じようなことをしていたということになります。
同じ穴のムジナということになるので、旧民主党議員の追及は滑稽なものです。
民主党サイドもこの追求が『ブーメラン』となって民主党にも返ってくるのでは?という恐れの声もあるようですが、
それ以上に自民党に打撃を与える好機と見ているために引き続き追求を続ける構えのようです。
もっと他に議論することあるだろうと言いたくなりますが、、。
ただ、来年の開催中止をあっという間に決めてしまった安倍晋三首相の姿勢も変ですよね。
「桜を見る会」を本来の趣旨に戻せばいいだけの話であり、いきなりの開催中止はあまりにも安易で、何かやましいことがあるのかと思ってしまいますよね。
桜を見る会にツイッターやネットの反応は?
桜を見る会は今かなりの幅広い世代から注目を集めているようで、予算問題や反社招待問題に特に注目が集まっているようです。
安倍晋三は「全ての費用は参加者の自己負担、安倍事務所や安倍晋三後援会としての収入支出は一切ない」と断言してたけど、安倍事務所の依頼で「桜を見る会」のツアーを組んだ下関市の旅行代理店に、安倍晋三が代表の自民党支部から「旅費」として89万円が振り込まれていたことが発覚。完全に詰んだね。
— きっこ (@kikko_no_blog) 2019年11月27日
桜を見る会に反社が入っていたかどうかよりも、「資料を破棄したので反社が招待された事実の有無や、招待された経緯を全く検証できない」というのが一番ヤバい。不祥事を起こしておいて「資料を破棄して検証できないし再発防止策も策定できない」という会社は、ガバナンス的に信用できないでしょうが。
— 鼻野猫太 (@hanane_ko) 2019年11月27日
桜を見る会問題
安倍政権擁護パターン・いきなり論点ズラす馬鹿
・軽く批判してから
他にもっと大事な問題がある論
・民主政権批判する古代人
・国会運営費持ち出して
オウンゴール決めてる馬鹿論点はシンプル
公職選挙法違反
政治資金規正法違反これ否定する擁護派が
全くいないのが笑える— ぽてと🐾@日米FTAは売国条約! (@mirai_youme) 2019年11月27日
桜を見る会とはわかりやすく問題点や予算を!民主党政権時から問題だらけ?まとめ
メディアではこの「桜を見る会」の話しか報道されていませんが、その間に日米貿易協定という重要な法案が衆議院を可決し、参議院で成立する見込みです。
桜を見る会の批判をかわすために、芸能人を逮捕させているという陰謀論者がいますが、桜を見る会こそがダミーで、本当に隠したいのは、日米貿易協定なのでは?とも取れます。
この日米貿易協定について、安倍首相は日米が互いに「ウィン・ウィン」だと述べていますが、アメリカのトランプ大統領に押し付けられた協定のように思えるような気がします。
もっと怖いのは、この法案が桜を見る会の話題ばかり先行して、議論すらされていません。
国民の中にはこの日米貿易協定を知らない人の方が多いのではないでしょうか?
視聴率のとれるようなことしか、報道しないメディアにも責任があると思います。
無関心というのは本当に怖いので、少しでもいいので、皆さん政治に関心を持ってもらいたいです。
以上、ここまでお付き合いありがとうございました。